だらだら更新になってます・・・汗
わたなべです。
今日は完成検査についてです。注文住宅を購入されたら引渡し前に必ず施主検査があります。
施主がしっかり確認して、OKを出して引渡しとなるのですが、一般的にはどこを見たらいいかってのがわかりにくいと思いますので元現場監督の立場から見ておくことを書いておこうとおもいます。
とりあえずですが・・・まともなメーカーならよっぽど良いと思いますが・・・・構造体自体の欠陥、例えば床が傾いているとか、雨漏りするとか、大きな欠陥については無いことを前提とします・・・汗
はぃでは確認事項ですね
1.頼んだとおりになってるか?(コレは工事中も見れるとこまで見ておきましょう)
これが一番重要です。まずは頼んだものがついてるか?色はあってるか?寸法等指定したところはちゃんとスペース取れてるか?等です。これは図面をしっかり見比べるなり、打ち合わせ記録や、メモをしっかり確認するしかありません。
因みに仏壇が入らないってトラブルはちょくちょくあります!!!汗
必ず必要なスペースは確認して打ち合わせと違うのであれば、直してもらいましょう。そもそもスペースについての打ち合わせをしてない場合は渋られますし、厳密に言えば図面どおりに家が出来ていれば対応してくれなくても文句は言えません。有償になる可能性も十分考えられます。
2.浮いてるものに力を入れる
入居後の安全に関係してくるので、やって欲しいです。例えば、壁付けの浮いてる家具とか、手すり全般、後付の棚等ビスで壁に固定されているものです。メーカー側も十分やる検査ではありますが(いろいろなところで書きますが)検査する人間だって、絶対ではありませんしサボるやつだって必ずいます。住むのは自分たちですので自分たちでも必ず確認しましょう。
棚が落ちましたとか本当に危ないです
3.動くものは全て動かす
簡単そうですが動くものはいっぱいありますので、もれなく動かしてください。出入り口の扉、窓、家具の引き出し、照明スイッチ等々です。これは、監督側が検査しても家1軒で1箇所はなにかしらあります(変な音がするとか、勝手にしまっちゃうとか)その1箇所を検査員が見落としたらそのままになります・・・・・まぁすぐに直せるようなものが殆どだとは思いますが、引渡し前のほうが直してもらうのにスムーズです
4.傷とか汚れ
まぁ・・・これはね・・・・造ってる側からすると、ある程度はしょうがないので見逃してほしいですね・・・はぃ
といっても5mmくらい凹んでるものを治さないって言ってるわけではありません。検査日四つん這いで見回って、スリッパで歩けば付くスリ傷とか、大きさが1mmも無いような凹みを指摘されたり、それを後から数日に分けてココにもあった、別の日にココにもあったと言ってくるかたが、年に1~2人くらいいらっしゃるのですが、建物は現地で人間が作ってます。正直そこはご理解いただきたいところですね・・・・大変もう訳ありませんがその程度の傷は3日住んだら数十個は付きます。
造ってる側も人間ですのであまりにも理不尽な要求はしないほうが良いですね。担当とこじれるといろいろ頼みにくくなります。住んだ後のほうがいろいろ頼りたいことが増えるのが普通ですので、関係が悪くなるような要求は控えることをオススメします。因みにメーカーによっては傷や汚れに関しては検査日に出たもの以外は直しませんってメーカーも多く有りますのでそのへんはしっかり確認しておきましょう。
まぁでも、クリーニング後なのにあきらかにホコリだらけとか、5ミリ以上の傷や色はがれ等が何十箇所もあるとか・・・・そんなのは思いっきり怒ってやればいいと思います。
はぃ
こんなとこですかね・・・・
最後の検査ですのでしっかり見ておきましょう、住んでから気付くこともあると思いますが、住んでからだと住む前からダメだったのか?とかすんでダメにしたのか?みたいな話が必ず出てきますし、殆どメーカーが対応はしてくれると思いますが、直すために人を家に入れないといけませんしある程度時間をとられますので、検査で指摘して引渡しまでにしっかり直してもらうってのが一番ですね。
以上
わたなべさん
現在、新築計画中で本当に参考になります。
数日後には、契約予定で年明けには建築にかかっていただきますが、現場の皆さんには気持ち良く仕事していただきたいですもんね。
これからの記事も楽しみにしています。
コウママさんコメント有難うございます。
仕事やめてブログはじめたのですが、新たに仕事初めてだんだん受ける仕事が増えてきてまして、ブログ更新をサボりまくってます。すみません汗
せっかくコメントいただけましたし、近々着工ということですので、気になることありましたらおっしゃってください
その関連で書きますよー☆