注意『壁付けキッチンを押します。対面カウンターキッチン派の方は気分を害する可能性がありますのでスルーしてください。これから新築される方の参考になればと思います。』
カッコイイですよね!!対面型のキッチン!!新築であれば対面カウンターキッチン!!設計士に間取りを考えてもらえば9割以上そのようなキッチンを描くと思います。
あくまで個人的なイメージですが、昔の日本建築から現在の住宅スタイルに変化する過程で、壁付けキッチンはもう古い・・・コレからはカウンターキッチンだ!!!という流れがあったのだと思います。今でもその流れは変わりません。実際になにか考えがあり理由をもって対面カウンターキッチンを選んでいるお客様は少なかったと思います。確かにメリットはあるのですが、私としては壁付けのメリットにかなう物では無いと思っています。
今回はそんなキッチンの設置場所についての話です。
まずは対面カウンターキッチンのメリット
・カッコイイ、新しいイメージが根強い
・調理者が自分のスペースをしっかり確保できる(子供の侵入を防ぎ易い)
・リビング側を向気ながら仕事ができる(テレビや子供を見れる)
私はこれくらいかな?と考えています。配膳がしやすいですとか、お客様から見えにくいといった話もありますがそれほどメリットでは無いと思います。壁付けキッチンと大差ないと思うからです。
その理由を以下見やすいように表にします。
対面カウンター、ペニンシュラ | 内容 | 壁付け |
背面には壁付け食器棚 | 前提 | 背面にはダイニングテーブル |
カッコイイ、新しい | イメージ | 古い、ダサイ |
出来る | スペースの確保 | 出来ない時もある |
出来ない、調理場としてのみのスペースでしかない | 上記の裏返し
スペース有効利用 |
調理スペース以外にも通路であったり、ダイニングスペースと共有できる |
その場から食器を出してカウンターに置く | 食器の出し入れ | 少し移動し食器を出して、ダイニングテーブルに置く |
一度カウンタに乗せ、回り込んで配膳 | 配膳 | テーブルにそのまま配膳 |
安全にしやすい | 子供の安全 | 安全にしにくい |
見ながら調理できる | リビングを見る | 振り返らないといけない |
以上になります。
さぁ考えてください皆様はどこに一番比重を置きますか?私はスペースの有効利用と配膳の楽さに比重を置いています。ですので私は壁付けキッチンにしました。
そして一番のデメリットでイヤだと思うことを書きます。
1つだけです。ココだけは注意しないといけません!!!
子供をしっかり見ておかないと怖いです。
壁付けキッチンは完全オープンです。気付いたら子供が足元に居たなんてもざらです。その状況で揚げ物だとか、煮物や湯わかしをするのは結構怖いです。特にフライパンなんかは柄が出てきますので子供がちょっと大きければ下から届いてしまいます。
最悪な話をするとフライパンで揚げ物引っ掛けてこぼし、子供にかかる・・・・・実際にあった話です・・・・
一気に冷めた方もいらっしゃるとおもいます。
私はそれを知っていても壁付けにしました。子供が小さいのは精々5年です。その5年のために、それ以外のメリットをあきらめることはできませんでした。まぁ結局うちは子供3人で結局5年どころか10年くらい注意しましたが(汗)
まぁでもしっかり危険を理解して、妻にもしっかり注意してもらって、子供も3歳にもなればダメな事くらいはわかってくれます。2歳が一番ヤバイですね、魔の2歳とは言ったものです・・・・
はぃ
どちらを選んでいただいても最後に自分が満足できればそれでいいと思います。そのための新築です!!!いろいろな情報をもとに最高の新築をめざして考えて考えて考えぬいて決めてください!