どっちがいいの?木造と鉄骨造!現場品質編

今回は木造と鉄骨・・・・永遠のライバル!!について、どちらが良いのか?を元現場監督視点でお話しようと思います。

さて、皆様はこのようなヘンテコなサイトを閲覧するくらいの方々ですので、もうすでに多くのサイトを閲覧されており、一般的な木造と鉄骨造についての違いは十分見られてきたのではないかと思いますので、一般的な内容はとくに書こうとは思いません。

今回少し話たい違いは施工の話です。正直な話、耐震性能についてはこれから作る家であればどこのメーカーでどのような家を建てても、震度7でも倒壊しないことが義務付けられています(倒壊しないだけで家自体は壊れます)。法律です!!(詳しくは『耐震等級』についてぐぐってみてください。)

しかしです!建物に問題ないことをどのように調べるのでしょうか?・・・・当然ですが実際に建てた家を揺らして大丈夫かどうか調べてるわけではないです。あくまで、図面上のお話です。なので、図面どおりに、決められたとおりに施工しないと意味が無いのです!!

ちょっと前置きが長くなりましたが、結論をもったいぶるのは嫌いなのでさっさと書きますw

私個人的には鉄骨造がオススメです!!

私の家も鉄骨です。

なぜか?

単純に強くて現場施工の品質が安定しているからです!!

建設というものは必ずアナログ製造になります(100年後は知りませんがww)。現地に材料を搬入し、現地で人間が作るものです。当然ですよね。工場のようにミスをしないロボットや機械がミクロン単位で仕事をしてくれるわけではないのです。ですので、現場で作業する人間によっては同じものが作れる保障はありません。

木材でも十分な耐震性能を得るために木造住宅の骨組みや接合部は形状が複雑であったり、木材と金具を組み合わせたりして施工されます。それに比べて鉄骨造は構造自体が単純で鉄骨同士の固定方法も、ボルトを締めるだけであるため非常に単純です。

つまり、ちょっと嫌な言い方をしますと・・・・

職人の腕が良かろうが悪かろうが同じような品質になるということです!

コレは製造業ではかなり重要なことです。トラブルがある時というのは基本的には人間が要因であることが殆どです。建設業は先ほども書いたとおりほぼ全ての工程に人の手が入りますので、だれでも同じ品質に出来るということはとても大切な考え方となります。

最後に!!

鉄骨押しましたが鉄骨造の方が高いですからね!!基本的に鉄鋼造の住宅は必要以上に強く作ってあります。コストパフォーマンスの観点からは木造の方がオススメです。閲覧していただいている皆様が家づくりのどこに重きを置くかによって木造であるか鉄骨であるかというのは違ってきますので、最終的には納得するほうを選んでください。(結局どっちでもいいのかよ汗)・・・・まぁでもそんなこと言われても構造に関しては不安になるのは当然だと思います。私も不安です。ココは日本いつ何時大地震が自分の住んでる地域を襲うか分かりません。不安を煽るわけではありませんが、ありえない話ではないので我慢してください。

最終結論

どっちでもいいけど耐震等級は3にするのがオススメです。

いきなり耐震等級3にしてって結論付けました。

自分で調べてみて欲しかったからです。ゴメンナサイ。 今回は以上です。

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